Q:3歳児の頃は素直に注意したことを聞いてくれましたが、
5歳児になると、へ理屈や言葉巧みに言い訳をするようになりました。
何度言い聞かせてもすぐに同じことを繰り返したりもします。
どんな風に叱る(教える)と良いですか?

A:2歳児は真似をしたがり3歳児 は自分でやりたがります。
そして、やったことに自信を持ち自分1人で出来るんだと言い出すのが4~5歳児です。
ただやってみて失敗すると全く自信をなくしてしまうのも5歳児です。

「たまたま失敗した」とか「今度はうまくやろう」とは思えない成長段階でもあるのです。

6歳になると、喜怒哀楽は激しくなりますが聞き分けもよくなります。

5歳児の時期の叱り方は「やめてね。〇〇ちゃんは痛いって言っているよ」とか「あなたも〇〇ちゃんにやられていやだったんだね、それでやったんだね。わかった。でもやらないでね。今度そうなったら私に言いにいきてね」と頼みます。

少し甘い叱り方と思う方もいるかと思いますが、5歳の子はしっかりと私たちの思いも読み取れる年齢です。信用しているのか、していないのかもわかってしまいます。

ですからぜひとも子どもに託す部分を残しておいてください。
即座に謝らせたり、体罰や約束でけじめをつけないで欲しいのです。子どもの側から見ると「謝らされた」とか「約束させさられた」だけが残り、「自分の気持ちなんかわかってもらえていない」という気持ちを持ち続けていく結果になります。
「今度はやらないでね」「今度は気をつけてね」と信頼の思いを込めてしめくくり、結果は次の場面で見られますので、その時を待ってください。
きっと応えてくれます。感情の激しいと思える子ほど、信頼されるのを待っているので大きく変わります。

 

◎いたずらをしたときの上手な叱り方◎

命に関わることや他人への危害を除きますが、よくいう「いたずら」をしたときは、

「やりたかったよね」「〇〇されていやだったんだよね、それでこうしちゃったんだよね」と

その動機を理解しようとしてください。
 多くの場合、本人も興奮していて、こちらがわかるようには聞き出せないものです。

しかし理解しようとする気持ちはわかってくれますので落ち着いてきます。
2歳を過ぎればわかると私は思っています。いたずらの後で「でもそれをやっちゃだめなんだよ、いっしょに遊べなくなるから」と楽しいことができなくなると説明するのです。

具体的にその理由を話してあげることが大切です。「困る」とか「迷惑する」とか、そういった言葉を使うと抽象的で解り難くなります。9歳過ぎなら理解されますが、それ以前は理解されません。
 また「楽しい事が出来なくなる」という言い方でいたずらをやめる子は、当然友達をと楽しい経験を持った子です。この子は体罰なくし理解してくれます。しかし楽しい経験がない子は、この方法でもいたずらをやめてくれません。あなたが「友達と遊ぶことは楽しいよ」ということを教えたことになるのです。やがて同年代の友達と遊べる子に育っていくことでしょう。その場合は「やめて!」といって制止して、できるだけ早い時期にその子と楽しく遊ぶ機会を作ってください。

「叩きっこ」や「追いかけっこ」のように、遊びとも言えないことから始まることと思いますが、ぜひ大切なチャンスと思って初めてください。そして「くすぐりっこ」に発展させて、一緒に笑ってください。きっとこれまでにはない素敵な笑顔を見ることでしょう。

 

協力:やす託児所  安のりこさん
HP:http://yasutakujisyo.com/index.htm