Q:年少の息子が、年中の男の子2人に意地悪をされています。遊び場に入ろうとすると、2人で目配せをして仲間外れにします。何もしていないのに「きもいんだよ」、 「カードゲームできないから友達じゃない、あっちへ行けよ」etcなどです。息子も意地悪された日は、夜泣きや歯ぎしりをしています。その2人を嫌いとも言います。その子達の両親は「男の子はもまれて強くなるよ、試練だよ」と言って注意しません。遊ばせないようにしていますが、ご近所(隣)ですし、このままでよいのかわかりません。

A:ご近所の方とのお付き合いは難しい側面がありますね。しかし、ここでは誰が一番困っているのでしょうか?お子さんが夜泣きや歯ぎしりをするほど辛い状況に身を置いている事は間違いありません。じっと耐えることが問題解決に繋がるとは考えられません。年少のお子さんでも自分の気持ちや考えが心の中でモヤモヤとしているものです。お子さんの心に寄り添って、ゆっくりと話を聞いてあげて下さい。親が全て解決しようとせずに、お子さんが自分の気持ちと向き合えるように関わることが大切です。お子さんの気持ちを汲み取りながら話を聞いていくと、お子さんがモヤモヤを吐きだすことも出来ますし、さらに年少児でも幼いなりに解決する手立てを自ら見つけるかもしれません。まずは、じっくりと話を聞いてみる時間を作ってみては如何でしょうか?

 

Q:子供を注意する時に、止めるまで言い続けていると、途中から何がなんだか分からなくなります。私は怒り、子供は泣いている状態です。もう少し大人になりたいのですが、どう考えれば良いでしょうか?

A:子供は、突然危険なことをしたり、親がやって欲しくない行動を繰り返したり、とてもやっかいですね。毎日関わっていると叱る事ばかりが目について、また叱ってしまった...と自分を責めたりして切なくなります。私もそんな経験をしながら子供と関わってきました。そんな時に冷静になろうと思いしたことは、「私は、どうしてこの行動を止めて欲しいと思っているのか?」と考えるようにしたのです。すると、高ぶる感情よりも『子供に何を伝えたいのか?』と客観的に子供のしている行動を見ることが出来るようになりました。そして、その場で叱らなくても後から伝える事で、私がして欲しくない理由をきちんと子供に伝えられるようになったのです。『子供に何を伝えたいのか?』自分の気持ちに目を向けることから始めてみて下さい。

 

Q:負けず嫌いで悔しがりの4歳の娘。折り紙でも教わるのが嫌いで、お手本で先に作ると泣いて折り紙をクシャクシャにしてしまいます。悔しがらないよう、うまく声かけしているつもりですが、自分が一番でないと気がおさまらず、このままでいいものか悩んでいます。

A:負けず嫌いで悔しがりと感じる時は、子供がどんな行動をしている時でしょうか?子供のいくつかの行動から親は『この子はこういう性格』と決めつけてしまう傾向があります。親がレッテルを貼ってしまうと「また始まった」「いつもこうなる...」と思いこんでしまうので、子供の気持ちに目が向けられなくなってしまう恐れがあります。『お手本で先に作ると...』とありますが、4歳になると、『まずは自分でやってみたい』という気持ちが育ってきていますので、親にしたら教えようとしたつもりでも子供の気持ちとはそぐわなかった...ということも考えられます。『泣く』という行動は、何か訴えている時でもありますので、泣いている行動を止めさせようとなだめる事より、まずは『なぜ泣いているのか、お子さんの気持ちに寄り添ってみる』ことが必要です。

 

協力:やす託児所  安のりこさん
HP:http://yasutakujisyo.com/index.htm