Q:4歳年少の息子は指の爪をかむのが癖になっており気付くと手は口の中へ。強く注意したりしばらく何も言わずにいたり試行錯誤しています。やめさせるにはどうすればよいでしょうか。

A:指しゃぶりはお腹にいるころからやる仕草。指しゃぶりにより子供は安心したり落ち着いたりします。裏返すと指しゃぶりをする子の多くは不安な気持ちや心配事、さびしい、眠い、暇、そんな気持ちを持っています。やめなさいと言うとむしろやりたくなるので、まずはどういう時に指しゃぶりや爪かみをしているのかを観察しましょう。すると大抵、一定の欲求不満の時に指しゃぶりや爪かみをしていることがわかります。指しゃぶりのスタイルは様々ですが、「共通のどんな気持ちの時にやっているのか」を見つけることがポイントです。その気持ちを見て判断し、その欲求に気づいてあげましょう。寂しそうなら「さびしいの?」と、暇そうなら「暇なの?」と声かけてあげるのです。言葉にして子供に声をかけてあげると、子供は「ううん」とか「うん」とか反応します。要は子供が我慢して言葉にしていなかったことを、こちらから言葉にするきっかけづくりをしてあげるのです。不安になることに気づいてあげましょう。実は指しゃぶりをする多くの子は、頭が良く優しい子、周囲に気を遣う子に多い様です。

 

Q:3歳の息子は、昼間はトイレを失敗しませんが寝るとおもらしをします。出たことにも気づかず熟睡。昼寝で1回、夜は2回以上でることも。寝る前と朝にはトイレでしっかり出しています。他にも何か対処すべき方法があるのでしょうか?

A:3歳はトイレに失敗しても仕方のない年齢。特に神経質になる必要はありません。大体3歳児で膀胱が形成されて、その後、脳に尿意の指令がいくようになります。このお子さんは、夜は爆睡しているということから、脳に指令がいってないと推測できます。つまり男の子ですし元気で外遊びが大好きなのではないですか?遊び疲れて爆睡するほど体が疲れすぎると脳まで神経が回らずおもらしをしてしまうことがあるのです。とりあえず夜用紙パンツをしてお母さんの負担を減らしましょう。イライラして子供を無駄に怒らなくて済みます。子供自身も失敗からマイナスな気持ちにならずに済みます。トイレトレーニングには最適な3歳。大切なことは、まめにお母さんが声をかけてあげ、出来た時に褒めて、喜んであげることです。もしお母さんが声掛けを忘れて失敗する場合はタイマーなどを使うのも一つ良い方法です。子供へ「これが鳴ったらおトイレに行こうね」と声を掛けて冬では45分から1時間程で鳴るように夏は1時間半程で鳴るように設定します。子供が遊び感覚でトイレトレーニングが出来ると良いですね。環境改善の観点からのアドバイスです。

 

Q:大雑把な両親から生まれた割には几帳面な息子。5歳なのに整理整頓はもちろん細かいチェックも欠かしません。帰宅すると居間のゴミ箱をチェックし捨ててあるお菓子の袋を確認します。自分が食べてないお菓子の袋を見つけた時は誰が食べたのか追求します。ちょっとこだわりすぎている気もします。このままで放任しておいてよいのでしょうか。

A:おそらくお子さんは、親御さんが自分に何か隠し事をしているのではないかという不安な気持ち(不信感)が有るのではないでしょうか?だから帰宅するとゴミ箱をチェックし誰が食べたか詮索するのではないかと思います。子供に無用な心配をさせたくないのであれば、見せたくないお菓子の袋は別な所に捨てるなど、もう少し子供に対して気を遣ってあげましょう。親的には、誰が何を食べたっていいだろうと思うかもしれませんが、子供にしてみたら自分も家族の一員なので仲間外れは嫌なのです。子供は自分も家族の一員として一人前に扱ってほしいのです。ぜひお子さんに聞いてみてください。「パパやママのことで何か心配事があるの?」とか「どうしてゴミ箱に捨てたお菓子の袋をチェックするの?」とか、一声かけてあげるだけでも違うと思います。そこから子どもの話を聞くことも大切。このまま放任してはいけません。不安になった原因が何かあるとは思います。原因追求ではなく、とにかく親に対しての不安な気持ちを聞いてあげてください。

 

Q:5歳になった娘がいます。最近嘘をつくようになりました。成長の過程なのでしょうが、そのうち嘘をつかなくなるのでしょうか?

A:子供には嘘をつく理由がちゃんとあります。そしてその理由は成長するにしたがい益々ひどくなります。嘘をつく理由としては、両親から嫌われたくない、他の子よりも特別にみてほしい、一番を気にする等々多々。まずは親御さんから「〇〇ちゃんが嘘をつくとお母さんはこんな気持ちになるよ」と親の心情を伝えてください。それから子どもの話をちゃんと聞きましょう。このスタンスで子供と関わってください。子供は自分が嘘をつくと周囲の人がどんな気持ちになるのか知りませんから、悲しいとか切ないとか、お母さんがその気持ちを教えてあげるのです。親の正直な気持ちを子供に伝える、そして絶対叱らないことを肝に銘じて子供の気持をしっかり聞いてあげることが大切です。子どもの言動から相手はどんな気持ちになるか、そして、子どもの気持ちをも聞く、本音で向き合うことはいくつになっても同じです。難しいですが頑張って向き合いましょう。

 

Q:4歳の息子と2歳の娘の間に頻繁に起こる喧嘩。ほっとくと殆ど、妹がお兄ちゃんに手を上げて勝ちます。子供の喧嘩は途中で止めた方がいいのか、決着が着くまで見守った方がいいのか悩みます。

A:2歳くらいの歳の差の子どもたちは本当に頻繁に喧嘩しますね。兄妹だからこそ遠慮なく言い合えるのです。私は多くの方に、どうぞ喧嘩はさせてくださいといいます。なぜなら、喧嘩は自己表現の場だからです。ただ喧嘩する子どもたちに親が関わる方法は、「両者の気持をきちんと聞く」「両者の気持をあえて言葉にする」ことを大切にしています。親業ではこれを介入的援助と呼びます。お兄ちゃんの話をきいたら「こういうことがあったのね」と言葉にしてかえす。次に妹が「いやお兄ちゃんがこうしたから私はこうした」と言ってきたら、「お兄ちゃんがこうしたから妹はこうしたのね」と言葉にしてあげる。これはお母さんを介すことで、両者がお互いの気持や意見がわかり、相手に対して理解を示せるようになります。子供の喧嘩は途中で止めるのではなくて介入することを大切にしています。両者の意見をしっかりと親が受け止め言葉にしお互いの気持ちを明確にしてあげます。この介入で得られることは、相手に対する思いや気持ちが見えるので、相手を思いやれる子に育っていきます。相手を傷つけるだけの喧嘩は良くありません。両者が喧嘩することで、相手がどんな気持ちになるか見えるようになる喧嘩が大切。小さいうちにたくさん、相手を思いやる喧嘩をしてほしいと思います。

 

Q:2歳になる息子がいます。周りの人にはなかなか恥ずかしくて聞けないので教えてください。おちんちんの皮ってむいてあげたほうがいいのですか?

A:託児所にきたお母さんたちにするアドバイスは「ぜひパパに相談してみて」です。子育てはお母さん1人で行うものではありません。こういう時にぜひパパに参加してもらいましょう。例えば「私は女だからわからないの、パパはどうしてた?」とか。実際同性のパパが教えてあげたほうが子どもも納得しますし、いろんな男の子としての経験をパパが教えてあげられるきっかけづくりになります。これなら思春期の相談相手にもなれるかもしれません。実際お父さんたちは、子育てへの参加するきっかけを逃している方多いのです。だからこういう時ことお父さんに助けを求めてみましょう。またパパ以外で対応する場合は、小児科の先生に相談しましょう。

 

協力:やす託児所  安のりこさん
HP:http://yasutakujisyo.com/index.htm