Q:年中の息子に、嫌なことをされても「やり返してはダメ!」と教えてきましたが、砂をかけられたり、戦いごっこで叩かれたりしても、我慢をして大丈夫な顔をします。「やめて!」と言うともっとやられるそうです。「やり返さずにお口で伝えなさい!」と言いましたが、やられたらやり返せ。と教えた方が良いのでしょうか?

A:母親としては、口で伝えられるようになることを願いつつも、我慢している息子さんの様子をみると辛くなります。そんな時親は、我が子を心配して、「やり返しては駄目よ!」「お口で言いなさい」「やられたらやりかえしなさい」と解決策の行動を言いがちです。ここでまず「誰が一番困っているのか?」「問題所有者が誰か?」によって、親の関わり方が変わります。息子さんがやり返したら親は困りますね。親は、やり返した時のリスクと、お子さんへの愛情を伝えることが出来ます。「やめて!」と言ってもやり返されることで困っているのであれば、息子さんの話しを聞くと、子ども自身が自分の気持ちと向き合って、問題を解決する為の手助けが出来ます。親が考える解決策と子どもが考える解決策は違います。自分で考えて行動し、解決に向った時には、お子さんの心の成長にも繋がりますね。

 

Q:長男は5歳です。 9月に弟が生まれます。今まで家族3人で寝ていましたが、最近は1人で寝かせています。5歳ですが、かなり赤ちゃん返りしています。自立させなければ、私が大変になると思い、つい叱ってしまいます。どの様に接してあげれば良いでしょうか?

A:息子さんは、家族が増えることで、自分の環境が変わるのでは?と不安を感じているようですね。親は子どもの『赤ちゃん返り』の姿を見て、どうにかしなくては?と躍起になりますが、実は、親自身が先々の心配をし過ぎて、子どもに過剰の緊張感を与えているのが不安を煽る要因でもあるようです。自立させなければ』『お兄ちゃんだから○○しなければ...』は返って親自身にも緊張を与えるもの。まずは、赤ちゃんが産まれてくる前の母親とお子さんの『二人っきりの時間』を楽しんで下さい。赤ちゃんが産まれてきたら『二人っきりの時間』は二度と返ってきません。二人っきりの時間を十分に楽しみながら、赤ちゃんが産まれてくる喜びを一緒に話し、親子の温かい関係作りと、心の準備をしていかれることをお勧めします。温もりのある親子関係は、自然に赤ちゃんを受け入れる環境になると思います。

 

Q:男2人兄弟(年中と1歳半)です。上の子はそうでも無いのですが、下の子の落ち着きがとにかく無くて、外食しても、座っていられません。これから自然に直っていくのでしょうか?それとも何か対策が必要なのでしょうか?

A:言う事を聞いていたと言う性格は、子どもが言ったりしたりしている行動を見て『この子は、落ち着きがない』と親が評価しているものです。行動に対して『嫌だな~、困ったな~』と感じたら、その都度、親が感じた気持ちを伝えていくことが必要となります。例えば、ご飯を食べている時に歩いてしまう子どもの行動を見て、どんな気持ちになりますか?「憂鬱になる」とか「ゆっくり食事が出来ない」とか「落ち着かない」...様々な気持ちになりますね。子どもは、自分の行動に対して、人がどう感じるかは分からないのです。そこで、親の気持ちを子どもに伝えてみては如何でしょうか?通常、親が伝えているのは「座って食べなさい」「どうして歩くの!」「落ち着きが無いのだから」と子どもを非難・否定するメッセージを言いがちです。子どもの心には、親の素直で正直な気持ちの方が心に届きます。

 

協力:やす託児所  安のりこさん
HP:http://yasutakujisyo.com/index.htm