Q:とても優しく甘えん坊な年長の息子ですが、最近自分の思うようにいかなくなると、所構わず寝転び、悔しそうに泣くようになりました。どうすれば良いでしょうか?

A:今までと違う息子さんの様子に戸惑いますね。まさに自我が育ち自己主張している様子なのです。 しかし親からすると頑固にみえたり、我がままに感じたりして手のほどこしようのない思いに『放っておく』親や、子どもを『怒鳴りつける』親の姿を目にする事があります。 ところがこの対応では、いつまでも同じ事の繰り返しで問題は解決しません。息子さんの様子から、親へ自分の思いを訴えても伝わっていないと思うので「悔しそうに泣く」のかもしれませんね。  「なになに?」 「どうした?」と子どもが話しやすい環境を作り、話し始めたら「そっか、○○がしたかったの」としっかり言葉にして受け止めてみる。 受け止めて貰うと、それだけで子どもは安心するものです。

Q:シングルマザーで4歳の娘がいます。 友達にパパがいる事は分かっているようですが、自分になぜパパがいないのか?と聞く事はありません。 おそらく気を使っているのでしょう。 今後聞かれたら、どう対応したらよいでしょうか。

A:デリケートな部分ですね。いつか話す時が来ると思うと不安がよぎります。 『お子さんが聞いてくるまで待つ』または『親の気持ちを話しておきたい』という時が来るかもしれません。 いつでも対応出来るように『何を伝えたいのか?』を親自身が準備しておく必要があります。まずは自分(親)の気持ちに正直になることです。 親だって一人の人間ですから、色々な事情や理由があって、今に至るはずです。 つい親は弱音を吐いたり、弱い部分を見せたりしてはいけない...と思っていませんか? そのような自分を丸ごと受け止めて、率直な自分の気持ちを具体的に紙に書き出し、自分自身の気持ちに目を向ける作業をしてみる。 何を話すか明確でないと不安は募るものです。

Q:4歳(年中)の娘が指や  物を口に入れる癖があります。注意すれば止めるけど、気が付くとまた口に入れています。愛情が足りないのでしょうか?

A:『指しゃぶりの癖は愛情不足...』と育児書に書かれている事を目にします。 しかし、長年保育にわっていると、どうやら違うな?と思う場面があります。 無性に指しゃぶりに依存しているようだと、寂しさや虚しさを解消しようとする行為と考えられますが、質問には「注意をすれば止めるけど気が付くとまた口に...」と書かれています。 乳児は母親のお腹に居る間、本能で指しゃぶりをしていると産婦人科のお医者様から話を聞いた事があります。 その流れで無意識にしている事も有るようです。しかし、頻繁にしているようでしたら、それは何かのサインかもしれません。 「お腹すいたの?」 「さびしい?」と言葉を掛ける事で、子どもと話しをするきっかけ作りになりますね。

Q:4歳になる息子が、ご飯も食べずにゲームをしています。 保育所に行く時間になっても行こうとしません。 何度かゲームを取り上げましたが、姉もやっているので、自分ができないと大泣きします。 ゲームはまだ早いのでしょうか?

A:男脳と女脳の違いから...男脳はひとつの事にしか集中できない。 それに比べて女脳は、複数の物事を同時に考えて行動出来るので要領よく見える。大概、ゲームでお困りの相談は男の子が多いのです。しかも、相談してくる方は母親ですから、女脳で見ていますので、男の子の要領の悪さとゲームに対する執着に苛立ちを感じるのですね。 しかし、現実に朝の慌ただしい時に困りますね。 まずは『朝ゲームに夢中になると』『母親は何が困るのか?』そして『どんな気持ちになるのか?』を整理し、息子さんに伝えてみては如何でしょうか。 ゲームをやらせるかやらせないかよりも、母親の朝の切実な思いを伝え、子どもが考えて行動する事の方が「考える力」が育ちます。

Q:春から子どもが小学生になるので働き方を変えるべきか悩んでいます。土日は仕事をお休みして、子どもと一緒に家にいた方がよいのでしょうか?

A:土日も仕事をされているのですね。女性の働いている方の多くが「小学1年生が関門」と言います。 実際に私も、息子が小1の時に手が掛かった記憶があります。 宿題を見たり、音読に付き合ったり...初めての環境に慣れるまでは親も戸惑いますし、お子さんも勉強の仕方に不慣れです。 しかし、親は仕事をする事情も有ります。 職場との兼ね合いもあります。 1人で悩まず、家族や職場の方々、お子さんに自分自身(親)の悩んでいる気持ちを伝えてみる。 とかく母親は全て問題を背負いがちです。 父親の会で良く相談を受ける事は、『母親が何も言わずに不機嫌で困る』です。 まずは、悩んでいる事を言葉にしてみると周りが協力しやすくなります。

 

協力:やす託児所  安のりこさん
HP:http://yasutakujisyo.com/index.htm